医療トピックス

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高血圧、と言われたら?

2018年8月

会社の健診で高血圧と診断されたAさんは、自宅近くのU先生の診療所を訪れました。

「先生、こんにちは。健診で血圧が高いと言われました。これがそのデータです。」
「なるほど……高いですね。それでは3つお尋ねします。①最近、塩分を取りすぎていませんか? ②ストレスはありませんか?③運動不足ではないですか?」
「どれもあります。この頃しょっぱい物が好きになったし、会社が忙しくてストレスも運動不足もあります。でも、それが高血圧の原因になるんですか?」
「なります。まず、①塩分を取りすぎると、体液が増えますが、血液も体液の一種なので、血液が増え、血管の中がいっぱいになって血圧が上がります。また、②ストレスがあると心臓の働きが強くなりすぎて、余計に血液を送り出すのでやはり血圧が上がります。それから、適度に運動をすると血管がひらいて、血管抵抗が下がって血圧が下がりますので、③運動不足があると、これも高血圧の原因になります。しばらくこの3つに気をつけて、自宅でも血圧を測ってみて下さい。」
「もし、3つともちゃんとこなして、それでも下がらなければ、血圧の薬を使うのですか?」
「それは、その場合、仕方ないでしょうね。」
「その場合、そのクスリはどんな風に効くんでしょうか?」
「これも上の3つと関連づけると理解しやすいです。①が原因の場合、余分な体液を身体から出せばよいので、利尿剤(りにょうざい)というものを使います。」
「利尿剤?」
「利尿とは尿を出して、水分と塩分を体外に捨てるという意味です。利尿剤は、むくんでいて血圧が高い人向けのクスリです。
次に②が原因に時は、β-遮断剤(ベータしゃだんざい)と言って、心臓の強すぎる力をやわらげるクスリを使います。Aさんのように仕事などで始終忙しい人にうってつけです。
最後に、③に対応するのが血管を拡張する薬です。色々な種類がありますが、狭くなった血管をひろげて血圧を下げてくれます。」
「へえー。色んなクスリがあるんですね。」
「クスリの選択や使用については、かかりつけの先生に相談すれば、その人の生活習慣や、現在別の病気で飲んでいるクスリとの相互作用や、注意すべき副作用などにも配慮してくれるので、おススメですよ。」
「どうもありがとうございました。安心しました。」
「高血圧は身近な病気ですが、キチンと治しておけば、怖くありません。安心がなによりでよすね。」

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