医療トピックス

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新型コロナやインフルエンザなどの感染を防ぐために

2021年12月

 新型コロナウイルス感染症は国内ではようやく治まってきており、インフルエンザの流行の兆しも今のところ見られません。しかし海外では新しい変異型のコロナウイルスが発生したりして感染の拡大が見られる国も多くあります。これからもウイルスや細菌感染症に対する備えは継続していかなければなりません。もう一度感染対策を見直しましょう。

 新型コロナやインフルエンザ・麻疹(はしか)・風疹・水ぼうそう・手足口病などのウイルス感染の仕方はおもに以下の二通りがあります。

  1. 空気中のウイルスを吸い込むことによる飛沫感染や空気感染(飛沫核感染)
    飛沫感染と空気感染の違いはウイルスを含む粒子の大きさによります。粒子の大きい飛沫は2m程度までしか届かず、すぐに地面等に落下しますが、空気感染では粒子が小さく遠くまでまた長く空気中に存在しますので感染性が強くなります。
  2. ウイルスの付着したところに触れた手で目・鼻・口・皮膚等に触れることにより感染する接触感染
    握手・抱擁などの人人接触やペットとの接触でも感染することがあります。

感染予防のために

  1. ワクチン接種をしましょう。
    効果的なワクチンがありますので接種可能な方は是非接種してください。
  2. マスクをしましょう。
    一人でいるとき以外は原則不織紙のマスクをしてください。
  3. 手指消毒をしましょう。
    飲食時や買い物時には必ず手指消毒をしてください。
  4. 換気を心掛けましょう。
    家庭や職場では常に換気に気を付け、飲食店や公共交通機関でも換気されている場所を選んでください。
  5. 不特定多数の方との濃厚接触が無いように行動しましょう。
    公共交通機関や飲食店利用時、買い物の時などは場所や時間・方法を選びましょう。

 特別な感染対策はありません。上にあげた当たり前と思われる感染対策が比較的きちんとできているから日本国内での感染が少ないとも考えられます。これからはコロナ以外にも新型インフルエンザや全く新しいウイルス・細菌感染症が出てくると考えられています。
 感染症との戦いは今後も続きますので油断することなく気を付けてください。また、発熱や体調不良時には早めにかかりつけ医にご相談ください。

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